ばね指の病院での治療法

指がカクンと動く・指を動かす時の痛みが出る・指が曲がったまま動かなくなる、など、これらはばね指のよくある症状です。

ばね指になると指の動作制限や痛みで日常生活でも支障が出ることがあります。

 

今回のブログでは【ばね指の病院での治療法】を簡単にまとめてみました。

ばね指とは

ばね指はパソコン・手先の細かな作業・重い物を持つ・家事など指をよく使う人に現れやすい症状です。

指を過度に使用した時に指に炎症が「ばね指」を発生させます。

 

炎症で指の筋肉・腱が膨らみます。筋肉・腱を通るトンネル(腱鞘・けんしょう)がありますが、膨らんだ腱がトンネルに引っかかるため指の痛みや動きが制限されている状態です。

 

男性にも女性にも起こりますが、傾向としては妊娠中や産後、更年期を迎えた女性に発症しやすいといわれています。

女性のばね指の特徴

ホルモンバランスで血行不良や指の変形になりやすいため影響しています。

男性のばね指の特徴

仕事などで指先に力を入れる作業などでの使い過ぎによる炎症系のものが多いです。

ばね指の症状の種類・原因

主な症状は、以下の5つがあげられます。

  • 指の曲げ伸ばしに引っかかりがありスムーズに曲げ伸ばしできない
  • 曲げようとするとカクンといった衝撃がある
  • 伸ばそうとすると急に弾けたように勢いよく伸びる
  • 指の付け根部分に腫れや痛み熱感がある
  • 指が一定の角度で曲がったまま伸びなくなる

炎症で膨らんだ筋肉・腱がトンネルの中でひっかかりこのような症状が発生します。

症状が悪化すると指を自力で動かせなくなったり、反対の手で動かさないと動かなくなります。

指に痛みや腫れが出現することもあり、放置しておくと症状が悪化するため治療を早期に行うことをおすすめします。

病院での治療法

ばね指の治療法は大きく分けて「保存療法」と「手術療法」に分けられます。それぞれの治療法をまとめてみました。

 

大きな流れとしては、治療初期は保存療法を行います。保存療法でも改善が見られない・時間とともに症状が悪化する場合に手術療法を行います。

保存療法

保存療法は手術をしないで治療する方法のことです。

保存療法には安静、装具による固定、薬・痛み止め、ステロイド注射などがあります。

安静・装具による固定

症状が軽い場合は、痛みの出る指をなるべく使わないように安静にします。この時に専用の装具で固定して指を動かせないようにする場合があります。

安静にすることで指の炎症を軽減するのが目的です。

服薬

装具などで安静にさせても痛みが続く場合は痛みや炎症を抑えるために薬を服用したり、湿布や塗り薬などを使用します。

ステロイド注射

安静・固定や飲み薬・張り薬をしてもなかなか治らない場合は、炎症を生じている腱鞘にステロイドを注射して症状を軽減していきますね。

注射を打つことで症状を緩和することが出来ます。注射を打って一時的に痛みが改善しても無理に指を使うことで痛みや炎症が再発する場合があります。

 

ステロイド注射や飲み薬・張り薬で痛みが軽減しても無理に指を使うとばね指の症状が再発しますのでご注意下さいませ。

痛みが改善した時は徐々に動かして慣らしていくことが大切です。

手術療法

保存療法でも症状が良くならない場合は、手術による治療を行うことが多いです。

厚くなって腱の動きを制限させている手術で腱鞘を一部切り取ります。

腱鞘を切り取ることで引っかかりのあった腱の動きをスムーズにすることが目的です

手術は少し部分だけを切開しますので傷は小さく入院をしないで通院で済む場合もありますよ。

最後に

ばね指は日常生活で指先に負担をかけ続けたことで起きる腱鞘炎です。

使い過ぎはばね指の原因となりますので適度に休ませることでばね指が発生しにくい状態でいましょう。

 

更に不規則な生活は血行不良と代謝不良になり指の炎症の改善が出来にくいです。

規則正しい生活を心掛けることも「ばね指」対策には大切です。

 

ばね指でお困りの方はいろどり整体・藤枝までお気軽にご相談下さいませ。

著者プロフィール

藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」

 

【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。

 

皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。

お体で不調やご不安など気になることがございましたらお気軽にご相談下さいませ。

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