顎関節症は何科に行けばいいの?

顎関節症や顎の不調の場合、歯科での治療が一般的です。

その他に耳や顔に痛みが出るので耳鼻科や整形外科などに行きますが、顎に不調が併発している場合は顎関節症の疑いがあるので歯科の受診をすすめてくれます。

 

一定期間治療をしばらく続けても顎の症状が『改善しない』『悪化する』といったような場合は、他の病院や大きな病院での精密検査などを大切です。

病院で顎関節症に関わる検査

1、カウンセリング

  • 現在の健康状態、既往歴、あごの関節や筋肉の状態など
  • あごでどんな症状があるのか? 痛む場所、どんな痛み方か、開口の現状、など
  • どんなときに顎に症状が出るか
  • 生活習慣、食いしばり、歯ぎしり、片側での食事が多いか?、食生活、頭痛や 肩こり、睡眠不足、ストレス、など

2、体の状態

  • 顔に傾きがないか
  • 姿勢が悪いか
  • 歯の状態、舌の状態
  • 顎、首、肩などの筋肉の固さ・痛みなどの状態
  • 顎の動作の確認、痛み、開閉・左右の運動
  • 画像検査:レントゲンなど

顎関節症への病院での対処法

機械療法

機械を使った対処方です。

  • 温める・冷やす
  • 筋肉の弛緩・強化

運動療法

運動による対処方です。

  • 口を開いたり、顎を動かすストレッチ

マウスピース・スプリント療法

マウスピース(スプリント)を使った対処方です。

マウスピースを使うことで顎の位置を安定させるのが目的です。

あごの位置が安定することで噛み合わせが正常になることで顎関節症の改善を目指します。

歯を削ることなく対処できるのもメリットの1つと言えます。

薬物療法

痛みが強い場合は薬で、痛みの炎症を抑制したり、筋肉を弛緩することで顎関節症の痛みを和らげます。

外科療法

過去にいろいろな対処方しても顎関節症が改善しない、日常生活にも支障が出る状態の場合は外科療法を行う場合がございます。

  • 関節腔内洗浄療法:関節に強い炎症がある場合に、あごの関節に針をさして関節内部の物質を洗い流す方法。
  • 関節鏡手術:関節内で関節円板と骨がくっついている(癒着)場合にそれをはがすして動きを正常にする。

上記の手術などがあります。

顎関節症の改善にはセルフケアが大切です

顎関節症の主な原因、は食事などの生活習慣病的な部分が大きいです。

そのため、ご自身が行う自宅療法(=セルフケア)や生活主幹の改善が顎関節症の改善に大切です。

歯ぎしり・偏咀嚼などの悪習癖や固い食べ物・顎を過度に使う生活・頬杖・不良姿勢などが顎関節症を誘発します。

ですのでこれらの生活習慣を見直すことが顎関節症の改善に近道となります。

そして顎関節症の症状の改善とともに再発の予防にもなります。

顎関節症と生活習慣

著者プロフィール

藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」

 

【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。

 

皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。

お体で不調やご不安など気になることがございましたらお気軽にご相談下さいませ。

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